ラウール10000字インタビュー(Myojo)の感想
ラウールの10000字インタビュー、皆さんはどこで読みましたか?
私はキッチンで読んでたのですが、溢れてくる涙を目の前にあるキッチンペーパーで拭ったら、思いのほかペーパーがガサガサで、目の周りがヒリヒリになりました。
まぁ、そんなことはどうでもいいんです。
ただの前フリです。
今までのSnow Manメンバーの10000字は、どれも涙なしには読めなかったのですが、今回は特にでした。自分が最も中心として見ている子だけに、いろんなことを思い出して入り込んでしまった。そして、この時はこんな気持ちだっただろうか?あんな気持ちだっただろか?といつも一方的に想像していたことに対する、ある種答え合わせのようなインタビューだった。
とにかく全体を読んで思ったのが、最も多感な時期にある子が、この2年ほどの間によくこんなにいろいろなことを受け止めながら生きてきたね。と。
こんな状況の中でよく頑張ったね。と。
私はデビューしてからのファンになるので、加入当時のラウールくんの立場や、空気感は詳しくわからないのだけど、それでも3人の加入当時に荒れていたという話を耳するたびに、心が痛かった。
その当時の心の動きを、今回インタビューを通じて知ることができてよかったと思う。
ラウールくんにとっては辛い思い出だと思うけど、どうやってメンバーとの信頼関係が生まれたかを知れて、ますますこのグループへの愛おしさが増した。
一方、ファンの批判の声はこんなに簡単に届いてしまって、彼らの心を揺さぶってるんだとわかって、しんどくもなった。
「〇〇は〇〇のことよく思ってない」とかは、ほかのグループに関してもネットでよく見かけるけど、本人たちが不安定な状況だと、そんな何も知らない人の書き込みでもこんなに本人達の関係に影響するんだ…と正直ショックでした。
人間って常にポジティブではいられないから、この時代に於いてのSNSの使い方は、常に考えていなければならない、現代人の課題のようなものですね。
それから驚いたのは、自分の弱いところ、打算的に考えたところ、メンバーに対して疑心暗鬼になっていたこと、SixTONESに嫉妬したこと…を当たり前のことかのように、冷静に語っていたこと。
悟りすぎてて、いい歳の大人が発言してるのかと途中錯覚したくらい。
そんな自分の暗い部分なんて、認めたくない人の方が多いはずで、思春期で芸能人ならなら尚更じゃないかな。
でも、本当は誰にでも当たり前にある普遍的な感情で、認めなければ自分や他人を知ることができない部分でもある。
そして負の感情を認められる人は、きっと人を許せる人でもある。
人の気持ちがよくわかる繊細な子だけど、自分の弱い部分を認められる強い子。器の広い子。
この素直で強いところが、もしかしたら彼の表現力の礎になってるのかもしれない。
そして、お母さんのお話。私は常々、芸能人のお母さん方はみんなすごいと思ってて、子供自身の夢とはいえ、ずっと人前に出るプレッシャーにさらされる、何かあったら言葉の矢があらゆるところから飛んでくる、リスキーな世界に送り出さなければいけない。
本人だけでなく、親の覚悟もすごいと思う。
それでも、ラウールくんのお母さんがダンスを習わせなければ、ジャニーズ事務所に入れなければ、髪を切りにいかせなければ、私たちはラウールくんには出会えてなかったかもしれないと思うと、大大大大感謝です。ラウールくんを見れるのは私の人生の楽しみの一つ。マジで。
万が一ラウちゃんのお母さんに会ったら、「よくぞこの子を産んでくださいました!」と申し上げたい。
これ、天海祐希さんの逸話に出てくる宝塚の先生のセリフだけど、もし突然見知らぬ女に言われたら、お母さん困惑するやろな。(でも言いたい)
メンバーへのメッセージも心に沁みました。ラウールくん中心で見てるので、私自身もラウールくんにとってメンバーはどんな先輩かという目線で見てるところがあって、自分の思ってることと、彼のメンバーへ向けて述べた内容がピッタリ一致した感じだった。(なんかうまく言えてないけど)それぞれ愛情と信頼を持って接してるのが伝わってきて、兄達はこの先もずっといい人生の先輩なんだろうな、と思ってなんかもう胸いっぱい。(あまりの尊さに尽きる語彙力)
全〇〇ラウ推せる……!!!泣
(でも、一推しのめめラウという桃源郷は永遠に心の中で守っていきたい所存)
インタビュー最後のファンへのメッセージ、噛み締めながら読みました。いつかくる終わりを見据えて全力でやるという言葉、すごく心を打たれた。
私は耳障りのいい言葉だけ言う人ってあんまり信用できなくて、世の中綺麗事だけじゃ生きていけないし、人と長く関わることも綺麗事だけじゃ済まないところがある。だから例えば「この先もずっと続けたい」みたいなふわっとした絵空事言われても、正直響かないとこはある。望まなくても、いつか終わりは来るもの。
ラウールくんは求めてる言葉をハッキリ言ってくれるところが本当に魅力的で、心を掴まれます。
「いつかスターになりたい」とかじゃなくて、「スターになります!」「難しい道を自分を曲げてまで避けるつもりはない」とか、言葉に覚悟が宿っている。ファンが求めてるものって、言葉よりもどちらかというと覚悟みたいなところあると思ってるんですよね。これまで応援してて良かった。これからも応援していける。っていう安心は推しとの絆になると思う。
私はいつもラウールくんから元気や楽しみをたくさんもらってて、こんなに一方的に貰っちゃっていいのかな…とすら思ってたのに、「ウィンウィンでいたい」「自分が誠実に頑張ることがファンのウィンになる」なんて嬉しい言葉……………もう号泣のインタビューフィナーレ(泣)
いちファンとして、ラウールくんの想いに報いたいなと思いました。
自分は決して不幸せではないけれど、それでも淡々と続く日常の中で、何か希望や輝きがないと気持ちが沈む時がある。ラウールくんはそんな時に希望を見せてくれる、ただひとつの存在です。
これから先、ラウールくんの進む道にはいつも光があって欲しいし、もし私たちが足元を照らすことができるなら、照らしたい。
照らす為の懐中電灯の電池は常に補充しとくし、スマホのライトすぐに出せるように充電しとくし、天津飯の太陽拳も使えるように修行しとくよ。(ツッコミ待ち)
この先も同じ未来を一緒に見れるなら、それはこの上ない幸せです。
病めるときも健やかなるときも(スノに穴落ちした人のブログ)
さて、沼落ちブログを書こうと思い立ったものの、一体何から書けば。
そう、彼らを初めて見たのは、忘れもしない2019年のカウコン。(切り替えが早いのが私の良いところです)ジャニーズカウントダウンは、毎年夫の実家で見るのが恒例だけど、その年はたまたま自宅でお節を作りながら見ていた。
「次はSnow Man」
と紹介されるグループ名。
グループ名は聞いたことはあったけど、パフォーマンスは見たことないな…次にデビューする人たちなんだ。と料理の手を止めて、TV画面に目を向けた。
えっ、人数こんな多いんだ…いやパフォーマンスレベル高〜。なんかこの集団からはフォース(スターウォーズ)を感じるんだが。
……
…………ピコン。(イケメンレーダー反応)
………………まって、真ん中の金髪の子。
「KPOPのグループみたいやな。このグループ知ってるの?」
などと隣で話しかけてくる夫をスルー。
すまない夫。私は今どちゃくそ好みのBeautiful boyを発見したところなんだ。
Jr.にこんな子いたっけな?
デビュー前の、20代くらいでセンターに来るほどの有望なJr.なら、どこか目にして知ってるはずと自負していたけど…。
そして次の日も、お正月番組の中でデビュー曲を歌う袴姿の9人を見かける。
いや、やっぱ真ん中の子可愛いな。
ここでスマホを取り出し、このSnowManというグループ名を初めて検索。
真ん中の子……ラウールくん。
ハーフなんですね。
2003年6月27日生まれ。16歳。
…………………………。
(スマホ画面そっ閉じ)
うそやん。20代じゃないやん。
息子やん。全然生めるやん。
える しっているか アラフォーにもなると
ジャニーズは生める年齢だったりする
そうか〜ちょっと若すぎるかな〜(泣)
私は若い子の成長見守るタイプでもないし…、正直若い子ってまだ不安定なところもあるから、オタクするのはしんどいかも。
鉄は熱いうちに打てじゃないけど、オタクは興味を持った時に大量の供給を浴びないと出来上がらないものなので、(とりあえず私はそう)この子への興味は一旦ここで終わった。と、思われた。
そして1ヶ月ほど経ったある日。
普段はあまり見ないYouTubeを、本当にたまたま開いた。
あのグループの動画がおすすめに上がっていた。
へぇー!ジャニーズもYouTubeチャンネルあるんだ!時代は変わったなぁ〜。
ポチ。
と、軽い気持ちで再生したのが、終わりの始まりでした。
そこから1週間、Snow Manの動画を見続けてたこと以外、何をしていたかの記憶がほぼない。
夫に文句を言われてないので、家事と育児はなんとかギリギリこなしていたらしい。
9人もいるからなかなか覚えられないや。
と思ってたメンバー名を(多分)1時間後には完璧に覚えた。
各メンバーがアニメや漫画の登場人物のような個性豊かで、非常に覚えやすい。
SASUKE筋肉、おふざけリアコ、気象予報士、アクロバットアニオタ、ドヤ顔で歌う美声の人、パーティしたがる国王、ムエタイ関西人、少女漫画テクノカット、脚長ベネズエラハーフ。
もしかして「Snow Man」て週刊少年ジャ◯プで連載中のバトル漫画のタイトルかな?
どのYouTube動画も面白くてみんな可愛くて、パフォーマンスはカッコよくて次!次!次!次!と再生を押す指が止まらない、わんこそば状態。
見ても見てもまだ動画がある。週一YouTube動画上げてるってスゲェ。何このグループ、最高のチームワークで魅せてくるじゃん…何より見てるときの多幸感すごい…。こんなに幸せをくれるグループ初めてだ…やばいぞ…これはやばいグループだ。
みんな魅力的だけど、私はやはりラウールくんにとてつもなく心を掴まれた。
はじめは容姿に惹かれたものの、華やかで中性的な色気のある年齢不相応の堂々としたパフォーマンスに、ピュアで素直な感性と、愛くるしい表情を見せる年齢相応の普段の姿のギャップが、なんとも魅力的な男の子。
加入当初より一年足らずでの成長速度と進化ぶりがスーパーサイヤ人レベル。最初にいた「僕はゲーテも嗜みます。」言ってそうな、黒髪の文学少年みたいな子はどこ行った?急に金髪になりよった上に、僕生まれた時から金髪ですけど?みたいに板についてるのは何故ですか?最高ですね。
その成長はまるで、蛹が蝶になるかの様な。
あと、この隣のテクノカットのイケメンと並ぶと倍くらい画面が美しくなるんだが。
それから、去年加入したばかりとは思えないほど、末っ子という立場を最大限に利用して、自分の立ち位置をしっかり固めてくる、アイドルに最も必要な強かさ。
人狼のゲームメイクで見せる容赦ない冷静さと論理的な賢さ。
心根の気高さに、まだ追いつかない経験値を埋めようとするかのような、キラキラしたひたむきさ。
その姿、さながら北島マヤと姫川亜弓のハイブリッド。ラウール…恐ろしい子………!!!
(古のオタクなんで月影先生=タッキーの妄想捗る。伝説の舞台、滝沢歌舞伎。)
あと、この隣のテクノカットのイケメンと並ぶと、少女漫画に時空移動するんだが。
で、加えて!!!
あのスタイル!!!!!
神様は、この世の贅と輝きと萌を全部詰め込んだ芸術作品を作り出したようだ。アメージング。
私は彼の年齢が若いという理由で、この先にあるであろう、尊い一瞬一瞬の成長煌めきを見逃すのか?
いや、できない。
ずっと見ていたい。
ということは、
推すのか……………?
ここで束の間の脳内会議が開かれる。
世間体を気にする私
「あんたアラフォーだよ。こんな若い子推したら、昔からの毒舌オタ友達にいろいろ言われるって。」
理性的な私
「今海外在住で子供も小さいし…オタ活自体も大変だし、周りがコンサート当たった〜とか、全部蚊帳の外で見ることになるの耐えられるか?せっかく前推しが活動休止になって、それを免れてるってのに…。」
本能の私
「あんた今まで生きててこんな子見たことあったか?どう見ても逸材。その上に若くて可能性が無限大。今16歳ってことは10年後は26歳。これから何を見せてくれるかワクワクしかない。そして若い時にこういう子がいてほしいと思い描いていた、理想のアイドル像そのものなんですけど。
ラウールは最高に可愛い。
ラウールは最高に美しい。
ラウールは天才。
ラウールは国の宝。
ハイ、みなさんご唱和ください。
ラウールしか勝たん。」
脳内会議なんて開くまでもなかった。
人は「推すか?」とか言ってる時点でもうその人を推し始めてんだ。
そうして、私はSnow Manの沼に落ちた。
いや、この落下スピードは沼じゃない。
落とし穴だ。
急に穴に落ちたと思ったら、穴の中に雪男達がいつでも最高のおもてなしをしてくれる温泉旅館があったんです。
もう私、永遠にここでくつろぎたい。
でも、前の界隈でSNSに関しては辛い記憶もあるので、まぁファン交流は控えとこうかな。って矢先。
DiorのwebCMに被弾。
なにこの初めて味わう、えも言われぬ感情は。
余韻と動悸が止まらない。
あ、これもうダメだわ。
この人に一生ついて行こうと決めた。
(平成の劇重恋愛ソング、あなただけみつめてるの歌詞より。)
あまりの素晴らしさに居ても立っても居られなくなって、持ってるアカウントにツイートした。
「ジャニーズにとんでもないのおる。ラウール。」
まぁ、無反応ですよね。
ジャニーズに興味あるフォロワーさんはいないので。
そもそもが推しの素晴らしさを語らわずにいられない性格のくせに、なんでSNS控えよ〜とか日和ったんだか。
その後私は速攻スノ用のTwitterのアカウントを作り、現在に至るまで同士とキャッキャするとても楽しい日々を送ってます。
ジャニーズのファンの方々、皆さん文を書くのがお上手だしとても優しい。
前までちょっと怖いと思っててごめんなさい。
(ペコペコ。汗。)
そして、いつも仲良くしてくださってるみなさま、ありがとうございます。
ともかく、この時の「推す」という選択はとても正しかったと思う。
そのあとの一年間は、自分にとっては我慢を強いられ、不安でしんどい場面が正直多かった。
SnowManがいない私は乗り切れただろうか?
この1年あまり、同じような状況の人はきっと多かったはず。
傷ついたり、落ち込んだり、やるせなかったりする度に、私は心の中の穴の底にある、最高のおもてなしをしてくれる雪男たちの温泉旅館で、暖かいYouTube温泉に浸かって、また元気になって外に這い出すということを繰り返して、乗り切った一年だった。
彼らの笑顔の裏でどんなに大変な事があるか、私は知ることはない。
もしかしたら、これは永遠ではないかもしれない。
この先、忙しくて追えない時や、しんどくて見れない時も出てくるかもしれない。
でも今この瞬間、そこにいて笑ってくれて、みんな頑張れ!って励ましてくれる愛すべき存在がいる。
こんなに嬉しくて頼もしいことはない。(泣)
私を強くしてくれる最高の温泉旅館が心にある限り、私はこれからもそこに通い続けるよ。
病める時も健やかなる時も。